映画「ヲタクに恋は難しい」感想：福田雄一監督の作品としては笑いは少ないかも?

「ヲタクに恋は難しい」を意気揚々と映画館まで観に行きました！

作品情報

 ＜公開年＞

　2020年

＜ひとことあらすじ＞

腐女子の女の子桃瀬成海(高畑充希)と、ゲーヲタ男子である二藤宏嵩(山﨑賢人)が繰り広げる

ちょっとぎこちない恋の物語。

 感想 

①突然始まるミュージカル

私がもともと福田雄一監督の作品が好きで

正直予告とかもちゃんと見ておらず何の予備知識もなく見に行ったのですが、突然物語の中で歌が始まり

「あーこれってミュージカル映画だったんだ」

と初めてわかりました笑

なので今までの福田雄一監督の作品を期待して行った人は、少しびっくりしてしまうかもしれません。
※ちなみに歌の場面は結構あります

②宏嵩(ひろたか)が優男すぎる

とにかく宏嵩が優しすぎる!

成海(なるみ)は結構オタクであることを会社に言われたくないとか、自分で自分の趣味であるコミケに一緒についてきてもらいやってもらったりしているんですがすべて快くやっている!

さらに宏嵩は成海とヲタクのジャンルが違うことを気にし理解しようと頑張ったりしていて健気だなぁ。

③随所に盛り込まれる笑ネタ

やっぱり福田雄一監督作品と言えばこれ!

あの独特のお笑いのネタがどうしても好きなんですよねぇ。

そして安心してください

今回も…あります!

むしろこれを見るために映画を見てきたと言っても過言では無いです個人的には。

はっきり言うと、「銀魂」や「斉木楠雄の災難」などよりは笑いの数は少ないです。

しかし安定(?)のムロツヨシのあのシーンや斎藤工のあの場面など、

笑える箇所はしっかり盛り込まれています!

詳しくは映画を見てください！！

この映画オススメの人

福田雄一監督作品が好きな人

私も何度も言うように、福田雄一監督作品が好きなので無条件にこの映画は見に行きました。
ミュージカルと言うこともあり普段の福田雄一監督作品とは少しテイストは違いますが、それでもやっぱり楽しむことができました

ヲタクの人

ヲタク同士の恋の物語と言うことで、コミケだったりコスプレだったりアニメだったりの場面が多くなっています。

私はコミケには行ったことがないので詳しくはわからないのですが、

そういう界隈のヲタクの方々は共感できる点もあるんじゃないかなぁと、無知ながらも感じました。

◆総括◆

はっきり言ってしまうと、この映画は中身があまりないです笑（いい意味で）

正直見終わった後としては、歌の場面と笑いの場面しか覚えてないです。

なので、映画にストーリー性を求めている人はおすすめしません笑

一方で深い事などは何も考えずに見れる映画なので、

ほどよくキュンキュンして、ほどよく笑えて、ほどよく楽しめる

そんな娯楽を求めている人にはぴったりなんじゃないかなと思います。