ちーずのお暇

ちーずのお部屋

ドラマと映画と時々推し。

ドラマ「死役所」全話観た感想!: 普通なようで普通じゃない世界観に引き込まれる

こんにちは。こんばんは。

少し前に放送されたドラマになりますが、ドラマ「死役所」をやっと観ました!

今回はその感想を書いていきたいと思います〜

(ネタバレはありません。)

 

作品情報

<放送日時>

2019年10月〜12月 / 全10話

<あらすじ>

亡くなった人たちが訪れる「死役所」。

死後、成仏をするための手続きを行うため、様々な人達(死者)が訪れます。

今宵はどのような最期を迎えた人が、訪れているのでしょうか...?

 

①設定が斬新

「死役所」。

読んで字の通り、「死」後の世界での「役所」のことです。

亡くなった人々は、この「死役所」に来て「成仏」するための手続きをします。

 

死後の世界は、天国だの地獄だの描かれている物語はたくさんあると思います。

しかし、死後の世界にいったら成仏に向け手続きをする、あたかも「市役所」のような機関があるという設定が面白かったです。

常人の私の頭じゃ、どんだけ絞り出してもそんな発想は出てこなかったでしょう笑

 

またそこにいる人は、全員が死んでいます。

痛みは感じず、時の流れもなく、ただ淡々と手続きをするだけの場所となっています。

 

一見普通の市役所ですが、病院着の人や血だらけの人がそこらへんにいます。

そして普通に歩いています←

(死んでいるので。) 

そんな異様な雰囲気もなんだかゾクゾクしますねぇ

 

②"お客様"は何故死んだのか、一話完結型

「お客様は"仏様"ですから」が口ぐせの主人公:シ村。

(上手いこと言いますね←)

 

彼のもとには、絶え間なく様々なお客様が訪れます。

 

ドラマでは、そんな死役所に訪れたお客様の人生を1人ずつ振り返る、一話完結型。

 

亡くなり方や理由などは当然全員バラバラ。

それぞれが死んでしまうまでの人生が描かれています。

 

普通のドラマなら、「人生を振り返ってやり直そう!」みたいになりますが、

なんせもう死んでしまっています。

どれだけ満足しても、後悔しても、やり直すことは出来ず、あと残されているのは成仏のみ。

ちょっと切ない気持ちにもなります...

 

③死役所の職員たちは一体何者...?

お客様の人生を紐解いていくと言いましたが、

同じくらい重要なのが、その死役所で働いている職員たちの人生です。

 

ちなみに職員たちの正体は何なのか...。

それはドラマを見ていくうちに分かります。

 

異様な雰囲気が漂う死役所ですが、個性も様々な職員たちが集まっています。

(個人的にはハヤシとニシ川のやりとりが好きです。)

 

「お客様は亡くなった人」という点を除けば、

思わず普通の市役所と勘違いしていまいそうなくらいですね。

 

 

おすすめの人

・非現実的な物語が好きな人

・空いた時間に気軽に見たい人

 

 

◆総括◆

原作の漫画は読んだことはないのですが、登場人物のキャラが1人1人はっきりしていて、

非現実的でありながら、本当にあるんじゃないかと思わせられる世界観が作られていました。

まだまだこの世界観が観たい!続編あったらいいなあ〜。