映画「塔の上のラプンツェル」感想 : 2回目観てもあのシーンにはウットリ♡
ディズニーに行きたいー!
この際ディズニーストアでもいいー!
...すみません、取り乱しました。
全ては先日の金曜ロードショーで観た映画「塔の上のラプンツェル」のせいでございます。
この映画を観るのは2回目だったのですが、
全く飽きず面白かった〜。
備忘録の意味も含め、感想を綴っていきます!
作品情報
<公開年>
2010年
<あらすじ>
自分の"髪"を守るためにと、塔の中から一歩も出ず、そこで18年間暮らすラプンツェル。そして、毎年の自分の誕生日にだけ夜空に現れる、謎の無数のランタン。
ラプンツェルはその正体を知るため、塔から抜け出そうとします。
①長くて綺麗な魔法の髪を持つ女の子
そう。ラプンツェルのことです。
彼女の魔法の髪では、人を若返らせたり、傷を治したりすることが出来ます。
ラプンツェルはその魔法の髪を守るため、18年間ずっとお母さんのいいつけを守り、
高い塔の中でずっと暮らしているのです。
それにしても、髪がめちゃ長い笑
部屋の中を蚊取り線香のように巻いて、約4巻分くらいあります。
あと、髪とかしてるけどちゃんと全部とかせてるの?笑
どうやって髪洗ってるの?笑
(洗ってない可能性...←)
でも、そこはファンタジーなんで!!!
②歌がいい!
映画「塔の上のラプンツェル」は劇中の歌も大好きです。
中でも代表的なのが、「自由の扉」と「輝く未来」。
映画を観たことがない人でも、この2曲はどこかで聞いたことはあるのではないでしょうか。
特に「自由の扉」は初めて映画を観たときはあまり気にならなかったのですが、
ポップな曲調に対し、意外と切ない歌詞なんですね。
例えば、歌い出しでは
今日もいつもと同じ朝
と歌っています。
これは私達がいう、「また朝が来たぁ・・。」というものではなく、
ずーっと塔の中にいるため、毎日同じ景色を見ていることを表しているんですね。
また、次の歌詞からもその今の生活の辛さが分かります。
同じ本を読み返して
また絵を描くもう飽きたわ
(中略)
考えてる私のこんな暮らし
いつまで続くの
メロディーが軽快なだけあって、一見楽しい歌に聞こえますが、
現状にうんざりしているラプンツェルの気持ちが描かれているんですね。
ちなみになんですが・・・
ラプンツェルの声は"しょこたん"こと中川翔子さんがやられていますが、
歌のシーンは別の方が歌われているんです。
私も最初はしょこたんが歌っていると思っていたので、少し驚きましたね。
③やっぱりあのシーンが感動!
ラプンツェルといえばこのシーンといっても過言ではない(?)のが、
ラプンツェルの誕生日に上がる無数のランタンのシーンです!
ライダーと2人ボートの上で見る、
夜空に浮かぶ多くのランタンの光。
そこで流れる「輝く未来」の歌。
めっちゃ感動しますよね〜
あの綺麗な映像とそこへ流れる歌が
とてもロマンチック!!
あの風景を見れる場所がもしあったら、
ぜひ行ってみたいな〜
おすすめの人
・ハッピーな気持ちになりたい人
・ミュージカル映画が好きな人
◆総括◆
ディズニー映画って、基本的に全て映像が綺麗なんですよね。色彩が鮮やかというか。
ラプンツェルもストーリーが面白いのはもちろん、
映像やキャラクターの動きも細部までこだわっていて、見ていて飽きません。
そしてハラハラすることはあれど、観た後はハッピーな気持ちになれる。これぞ「ザ・ディズニー」っていう映画です!!
ドラマ「死役所」全話観た感想!: 普通なようで普通じゃない世界観に引き込まれる
こんにちは。こんばんは。
少し前に放送されたドラマになりますが、ドラマ「死役所」をやっと観ました!
今回はその感想を書いていきたいと思います〜
(ネタバレはありません。)
作品情報
<放送日時>
2019年10月〜12月 / 全10話
<あらすじ>
亡くなった人たちが訪れる「死役所」。
死後、成仏をするための手続きを行うため、様々な人達(死者)が訪れます。
今宵はどのような最期を迎えた人が、訪れているのでしょうか...?
①設定が斬新
「死役所」。
読んで字の通り、「死」後の世界での「役所」のことです。
亡くなった人々は、この「死役所」に来て「成仏」するための手続きをします。
死後の世界は、天国だの地獄だの描かれている物語はたくさんあると思います。
しかし、死後の世界にいったら成仏に向け手続きをする、あたかも「市役所」のような機関があるという設定が面白かったです。
常人の私の頭じゃ、どんだけ絞り出してもそんな発想は出てこなかったでしょう笑
またそこにいる人は、全員が死んでいます。
痛みは感じず、時の流れもなく、ただ淡々と手続きをするだけの場所となっています。
一見普通の市役所ですが、病院着の人や血だらけの人がそこらへんにいます。
そして普通に歩いています←
(死んでいるので。)
そんな異様な雰囲気もなんだかゾクゾクしますねぇ
②"お客様"は何故死んだのか、一話完結型
「お客様は"仏様"ですから」が口ぐせの主人公:シ村。
(上手いこと言いますね←)
彼のもとには、絶え間なく様々なお客様が訪れます。
ドラマでは、そんな死役所に訪れたお客様の人生を1人ずつ振り返る、一話完結型。
亡くなり方や理由などは当然全員バラバラ。
それぞれが死んでしまうまでの人生が描かれています。
普通のドラマなら、「人生を振り返ってやり直そう!」みたいになりますが、
なんせもう死んでしまっています。
どれだけ満足しても、後悔しても、やり直すことは出来ず、あと残されているのは成仏のみ。
ちょっと切ない気持ちにもなります...
③死役所の職員たちは一体何者...?
お客様の人生を紐解いていくと言いましたが、
同じくらい重要なのが、その死役所で働いている職員たちの人生です。
ちなみに職員たちの正体は何なのか...。
それはドラマを見ていくうちに分かります。
異様な雰囲気が漂う死役所ですが、個性も様々な職員たちが集まっています。
(個人的にはハヤシとニシ川のやりとりが好きです。)
「お客様は亡くなった人」という点を除けば、
思わず普通の市役所と勘違いしていまいそうなくらいですね。
おすすめの人
・非現実的な物語が好きな人
・空いた時間に気軽に見たい人
◆総括◆
原作の漫画は読んだことはないのですが、登場人物のキャラが1人1人はっきりしていて、
非現実的でありながら、本当にあるんじゃないかと思わせられる世界観が作られていました。
まだまだこの世界観が観たい!続編あったらいいなあ〜。
映画「ローマの休日」感想:"名作は何年経っても面白い"は本当でした
みなさん家の中ではどうお過ごしでしょうか。
おうちの中で出来ることの代表格の一つが
映画を観ることですね。
というわけで、こんな機会だからこそ
普段見ない映画を見ようキャンペーンを勝手に開催!👏
50年以上前に公開された映画、
ローマの休日を観ました!
作品情報
<公開年>
1953年
<あらすじ>
国の王女であるアンは、窮屈な王室暮らしにうんざり。ついに城から脱走し、その先で新聞記者であるジョーと出会う。
①意外とコメディチックなラブストーリー
ローマの休日といえば、"真実の口"のシーンが超有名ですよね。
観る前は、いわゆる「ガッチガチの王道ラブストーリー」だと思っていました。
(伝わるかな?笑)
しかし観てみると意外とコメディタッチの部分が多く、いわゆる「ラブコメ」というジャンルになると感じました。
そのため、ストーリーも決して重めではなく
気軽に楽しめる映画でした!
②王道の格差恋愛とおてんばなお姫様
先ほどラブコメと言いましたが、
やはり王道なラブ要素も詰まっています。
それが一国の王女であるアン(オードリー・ヘップバーン)と、ただの新聞記者であるジョー(グレゴリー・ペック)の間での恋愛。
いわゆる格差恋愛が繰り広げられています。
とはいっても、これはラブコメ(3回目←)。
庶民の街ではしゃぐアンと、彼女に振り回されっぱなしのジョーのやりとりが面白いです笑
③全力で可愛らしいオードリー・ヘップバーン
「とりあえず綺麗な人」という印象だけあった、オードリー・ヘップバーン。
この映画を観たら、カワイイ...!!
という印象で頭が埋め尽くされました笑
何が可愛いのかというと、
まず顔が可愛い!
...当たり前ですね。皆さんご存知ですね。
でも観る前は、あの王冠被った姿しか知らなかったので、
可愛いよりキレイ
という印象が強かったんです。
実は映画ではあの姿はあまりなく、
髪も下ろして、いわゆる普段着の姿が多かったんです。
平凡な服を着ている時ほど、顔の可愛さが際立つというアレ(?)です。
絶対今の時代にいても、大人気ですね。
あとは、アンのキャラも可愛い!
いわゆる「おてんば姫」なアン王女。
庶民の生活や物に興味津々で、気が赴くままにあっちこっち行ってしまいます。
そのピュアな感じも可愛いんです。
振り回されるジョーは気の毒ですが笑
おすすめの人
・ラブコメが好きな人
・モノクロ映画初心者
◆総括◆
実はモノクロの映画を観るのは
今回の「ローマの休日」が初めてでした。
「モノクロ映画って見づらいのかな」や
「結構昔の映画だし、話も難しいのかな」
とか思ってたりしたのですが、
非常に楽しく観ることが出来ました笑
あと映像がモノクロなのも、観てる間はほとんど気になりませんでした。
ずっと名作と伝わる映画は、何年経って、
こんな何の知識もない人が観ても楽しめるくらい、やっぱり名作といわれる理由はあるんだなあと感じました〜。
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」一気見感想:これが青春の詰め合わせです。(ネタバレなし)
少し前になりますが、休日にAmazonプライムで「あの花」全話を見ました!
あの花といえば、いつぞやのラジオで語っていた
観るときのコツ(?)として言っていた「一気見」をちゃんとしましたよー!
作品情報
<放送年>
2011年
<ひとことあらすじ>
昔は仲が良かったが、あることがきっかけで疎遠になってしまった幼馴染み達。
その中の1人である、宿海仁太(やどみじんた)のもとに現れたのは...。
①とにかくエモい
幼い頃は仲が良かった6人の幼馴染みたちだが、
"めんま"の死をきっかけにみんなバラバラに。
そして月日は流れ、現在は全員高校生。
ギャルになっていたり、進学校に通っていたり、引きこもりになっていたり。
それぞれが成長した中で繰り広げられる人間模様が見れます。
ひとことで言うと、
圧・倒・的・青・春・感!!
なんかちょっとくすぐったくなるような
そんな感じのアニメです。
②甘酸っぱさもあるよ
仲間と言うテーマもありながらやはり思春期、恋愛の要素も絡んできます。
誰が誰を好きなのかとかキュンキュンしたり切なくなったり。
③めんまがかわいい
とにかくかわいい。
声も可愛ければ(声優さんありがとうございます。)、
仕草とか性格とかもかわいい。
とにかくかわいい(2回目)
癒されます。
④最後はやっぱり泣ける
泣けるという噂を聞き、ホントかなぁと思いながら半信半疑で見始めました。
途中まではちょっとありきたりな感じかなぁと思って言っていましたが、
見終わった後は号泣(笑)
ぜひ最後まで見てほしいと思います。
(最後の描き方がずるい。つい泣いちゃった)
おすすめの人
・青春ものが好きな人
・青春真っ只中の人
・青春を思い出したい人
◆総括◆
題名は前から知っていましたが、どんな内容かは全く知らない状態で観ました。
(「ああ、あの題名が長くて人気あるらしいアニメね」っていう印象でした←)
何回も言った通り、これは青春感が凄いアニメです!
キュンキュンして笑えてむず痒くて泣ける、
そんな色んな感情が味わえるのに持って来いの内容でした〜
映画「ミスト」感想:噂通りのバッドエンドでした! (ネタバレあり。結末記載なし)
バッドエンド映画として有名(?)な「ミスト」を見ました!
バッドエンド映画って意外と見たことがなかったので、感想書いていきます!
(ネタバレありなので注意!結末は書いていません。)
作品情報
<公開年>
2008年
<あらすじ>
ある日、いきなり現れた街全体を覆う霧(ミスト)。
その霧の中には「何か」がいる。
霧の中に入ったら最後、人々はその「何か」に殺されていき...。
①突然現れた謎の霧(ミスト)
主人公がスーパーに行ったところ、いきなり外が濃い霧に覆われます。
その後行ったスーパーの倉庫では、「大丈夫でしょ!」って余裕かましてた若者が
霧の中から現れた謎の触手に連れ去られ...。
そこから人々は恐怖に落とされていきます。
最初は「霧の中には何かいる...!」というような予告だったので、正体は後半まで明かされないのかと思いきや。
序盤でバリバリの触手が出てきたので、「化け物モノかい!」って言いそうにはなりました。
②霧の中でのドキドキ感
「ミスト」という題名通り、ずっと霧の映像が繰り広げられています。
中でも主人公達が霧の中に飛び込み、薬局に薬を取りに行くシーンは、
ハラハラしましたねぇ。
絶対化け物出ることは分かっているのですが、
霧の中からいきなり「わあ!!」ってくるのは、
やっぱりビックリします笑
でもそのハラハラが楽しくて、やめられない止まらないのです。
③さて、バッドエンドは?
冒頭にも書いた通り、バッドエンドである本作。
どういうバッドエンドになるのかなーと予想しながら観ておりました。
最後まで観た感想は、「ああ、なるほどねぇー。」という感じ。
ちょっと予想とは違いましたが、バッドエンドでしたねー。
気になる方は、自分の目で確かめてみてください!
おすすめの人
・ハラハラドキドキが好きな人
・バッドエンドの映画を求めてる人
◆総括◆
ジャンル的にはホラーですが、個人的には「ホラーアクション」という感じでしたね。
あとバッドエンドではありましたが、そんなに激重バッドエンドではなかったと思いますので、バッドエンド初心者向けかなーという印象でした。※個人差あります。
映画「マスカレード・ホテル」: 小説を読んだ人間が映画を見た感想 ※ネタバレあり
映画「マスカレードホテル」、
お正月にテレビで放送していたので、観ました!
ちなみに数年前に小説では読んだことがあります。
そのため、”小説を読んだ人が映画を見た”感想だと思って頂ければ幸いです。
作品情報
〈公開年〉
2019年
〈ひとことあらすじ〉
次々と起こる連続殺人事件。
現場に残された暗号から、次に犯行が起こる場所とされたのがホテルコルテシア。
潜入捜査をすることになった刑事新田(木村拓哉)と、そのその教育係をすることになったのが山岸(長澤まさみ)。
豪華絢爛なホテルに次々と来る客に紛れる、犯人は誰だ...!
感想
①キャラの濃いホテル客たち
この映画は題名の通り、一流ホテルを舞台にした物語ですが、
このホテルに尋ねてくるお客様がまあ曲者揃い。
主人公はこのホテルで起こるであろう殺人事件の犯人を見つけようとするのですが、
怪しい人物が次々現れ、振り回されていきます。
その流れも考察しながら見ると面白いと思いますね。
(ちなみに私は考察はできないので、ただ種明かしを観て「そういうことね」と思ってました(笑))
②刑事とホテルマンのタッグ
宣伝でも大々的に出てた通り、新田(にった)という刑事と山岸というホテルマンがタッグを組んで、犯人捜しをするストーリーとなっています。
山岸から、ホテルマンの所作や心構えについて色々学んでいくのですが、
その描写は小説では、やはり自分で想像するしかできなかったので、
実際に映像として観てみて、なるほどすごいなと思うことは多々ありました。
(お辞儀とか出迎え時などの一つ一つの動きや表情ですね)
映画で見たほうが、そのホテルマンとしても成長していく描写は感じやすいのではないでしょうか。
③松たか子の演技
あと、凄かったのが松たか子の演技ですね。
最初はあの老婆が松たか子だと知らなく、また小説の内容は少し忘れかけていたので←
本当に年配の方が演じていると錯覚しそうになりました。
また、最後のシーンでは、狂気っぷりが上手かったですね。
狂気繋がりで、ちょっと映画「告白」を思い出しました(笑)
(多分あの映画では、こんなに叫んでるシーンはなかった気もするが)
この映画おすすめの人
ミステリーの王道が好きな人
いたって単純ですが(笑)
原作:東野圭吾ということもあり、ミステリーとしてはよく出来ていると思います(誰目線)
いろんな伏線もあり、最後には全て上手に回収されるので
見た後はすっきりできると思います。
「ホテル」という空間の世界観を味わいたい人
これは小説を読了済みという視点からです。
いわゆる豪華絢爛なホテルという世界観を味わいたい人は、
映画で見たほうがいいのではないかと思います。
映画では、一流ホテルが使われており、客はみな仮面を被っているという描写も
視覚的に分かりやすくされています。
その少し非日常な空間「ホテル」という世界観が、
映画のほうが分かりやすいのではないかと思います。
◆総括◆
観終わった感想としては、
小説を読んだ人でも十分楽しめる映画でした。
結末が分かっていたとしても、映像の華やかさやキャストの豪華さで
十分見ごたえがあるなーという印象でした。
映画「億男」感想 :"お金"の意味を改めて考えさせられた
作品情報
<公開年>
2018年
<主演>
<ひとことあらすじ>
お金に困っている主人公・一男(佐藤健)が
何といきなり宝くじで3億円当選!
しかしその3億円を親友・九十九(高橋一生)に持ち逃げされてしまうのです...。
感想
最後までみた感想としては、
“お金”の本当の意味とは?
がテーマでした。
お金があれば、お金さえあれば幸せになれると信じ込んでいた一男(かずお)に対し、
お金の怖さを知っていた親友の九十九(つくも)は、一旦彼から大金を奪います。
そうして、自分の親友が
かつての仕事仲間と同じようなお金に翻弄される人間にはならないようにしました。
途中で、九十九が3億円なんて奪わなくてももっと大金を既に持っていること、
またお金よりも夢を追いかける性格だということがわかった時点で、展開はなんとなく読めましたけどね。
自分自身も物欲が強く←
あれが手に入ればこうなれる!これを買えばもっと幸せになれる筈だ!とか思いがちです。
ですが、この映画でもあった通り、お金でも買えないものがある。
自分の不幸はお金のせい、お金があれば解決すると思いがちだが、そうではないこともたくさんあるということが、改めてわかりましたね。